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平 次:あいゃーいい匂いっすねぇ? おやじ:おっ、こりゃ“さんま”だなぁ。 平 次:すごいっすねぇー、おやっさん。 匂いだけで、肴の名前わかっちゃうんだ。 やっぱ、おやっさんって、ただの“大工”じゃないっすよぉ。 おやじ:まぁ、昔、ちょいとあったのよぉ、“さんまとは” 平 次:はっ!? おやじ:まぁーいい。じじぃのたわごとだぁ、気にすんな。 平 次:ヘイ。 おやじ:あー!“さんま”が食いたくなった。 (携帯電話で自宅へ電話を入れる) 平 次:あ?!!!おやっさん!それっ!携帯! あん、も〜、おやっさん、 携帯電話は持たない約束、したんじゃなかったスか! も〜オイラ、すっげー欲しかったのに、ずーと、がまんしてたんスよ、 おやっさん、ひどいっスよ。 だいたい携帯なんぞ持つやつは、日頃仕事をやっとらんとか、 足で稼いでなんぼじゃーとか、 だから、今の日本はダメなんだ。とか、 まして「着メロ」なんて、とんでもねぇ、とか、 おやじ:平次、おめぇなぁ、その髪なんとかしろ。 なんだ、その薄黄土色は! 男はなぁ、黒か白か、どっちかだぁ。 わかったか、平次! 平 次:おやっさん、話ずらさないで下さいよぉ。 おやじ:おぉ、でもネ、これなかなか使えるんだよ。 「Iモード」でしかも「カラー」。 平 次:おやっさん、言葉遣い違いますよぉー。 おやじ:平次。いまどき、携帯の1つや2つ持ってないとよぉー、 名刺だって、カッコ悪りーてぇの。 字数が少ないとなんかこー印刷屋にぼられてる感じしねぇーか。
まぁ、平次クン。君の意見もよく分かる。 |